
良い海苔とは?
海苔の見分け方といっても、海苔はたいてい色は真っ黒。
なかなか見分けがつきにくいものです。
ただ基準となるものはあります。それは色とツヤです、黒の中でも「黒光りしている」といったらおわかりになるでしょうか。
乾海苔の場合、黒褐色で、しかも濃いものが良い海苔とされます。そしてツヤも大切です。
表面がなめらかであるほど光を反射して輝きが生まれ、ツヤツヤした海苔の光沢を生み出します。
次は香りです。香り高いものがいい海苔であることは言うまでもありません。
しかしお買い求めされる時にはなかなか海苔の香りまで試すことはできません。
そこで封を開けた時に、意識して香ってみて下さい。
海苔独特のプーンと磯のいい香りがしたら、それは良い海苔といえます。
三番目は食感。口に入れた時の味と溶けやすさです。
パサパサした舌触りでなく、口の中いっぱいに海苔独特の香りとうま味が広がりトロっと溶ける感じ、歯ざわりが柔らかであればいい海苔といえます。
とは申すものの、なかなか見分けも難しいかもしれません。
ですので私どもは「美味しい海苔」をいつもお客様に自信をもってご提供できますよう社長みずから利き酒、ならぬ「利き海苔」をし日夜努力している毎日です。
海苔の保存方法
海苔の最大の敵は「湿気」と「高温」です。
缶に入れておいたのに使おうと思ったら湿気ってる〜なんてことありませんか。
でも海苔をきちんとした状態で保存すればかなり長持ちできます。
まず密閉容器(チャック付きの袋など)に移し替え、必ず乾燥剤と一緒に入れましょう。
基本はこれだけ!
あとは冷蔵庫、冷凍庫に入れるとなおよいです。冷凍庫の方が水分が凍って乾燥していますから、効果的です。
使うときは必要な分だけ小出しに取り出し、残ったものは素早く冷凍庫へ戻してあげましょう。
海苔が湿気ったら
大変、大変!大事にしまっておいたのに、海苔がふにゃふにゃ湿気っちゃった〜。
おにぎりだってお茶漬けだって美味しくない・・もう一度焙れば元にもどるかしら??
海苔はとてもナイーブで一度湿気ってしまったら、焙ったとしても香りや風味を取り戻すことは難しいのです。
ではどうしましょう〜。捨ててしまうのはもったいないので 熱を加えて調理してみてください。
代表選手は「海苔の佃煮」♪
<焼のり10枚分 みりん100ml さとう 大さじ1、しょうゆ大さじ3と1/2、水300ml> 焼のり以外の材料をお鍋でコトコト、弱火〜中火にかけて焼のりをちぎりながら入れていく。
結構水分を吸います。味の濃さはお好みで。
ピリッと唐辛子をきかせたり、梅干をいれても風味が楽しめます。
あとはフライパンにごま油をひき、ちぎった海苔をさっと炒る。
仕上げに塩をパパッとふれば簡単おつまみの一品できあがり〜。
海苔のサイズ
● 全形
形・・約21cm×約19cm 加工前のサイズ。(産地によって多少サイズが異なることもあります)
・初摘み極上焼のり 五大銘産地
・有明産 初摘み焼のり7枚入り
・きずのりの言い分

● 2切
2切(半切)とは全形を半分に切ったサイズ
・大国主

● 3切
3切とは全形を3等分にしたサイズ。 おにぎりに巻くのにちょうどよいです。
・塩風味焼のり(チャック袋入り)

● 6切
6切とは全形の6分の1のサイズ。俵形おにぎりなど。
・神在の月

● 8切
8切とは全形の8分の1のサイズ。最近 一番多いサイズです。
・味付のり、塩風味(ともにふた付容器入り)、 海ひこ物語 大判和紙入り
・新芽吟選

● 12切
12切とは全形の12分の1のサイズ。
・海ひこ物語 小判
